淡島神社の祭礼【流し雛】

皆さま、こんにちは。
広報室の北川です。

 

今日は、淡島神社例大祭に行ってきました。

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

毎年3月3日(雛祭り)に、淡島神社では「流し雛」という祭礼が行われます。
横須賀風流百選にも選ばれており、伝統のあるお祭りです。

流し雛は、もともと、罪やけがれを人形に移して、海に流して厄をはらう身代わり信仰の一つでした。
今は使わなくなった人形の供養や、子供の無事な成長を願う行事にもなっています。

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

このお祭りの代名詞である底抜け柄杓は「水が抜けるように安産」の願いが込められており
「会わせてください淡島さまよ、お礼参りは二人づれ」と柄杓の柄に麻を結んで、病の救済、縁結び、安産を願い奉納します。

淡島神社 流し雛

普段は静かな神社ですが、今日は多くの人が集まり、神社周辺はとても賑わっていました。
お祭りの楽しみの1つである露店も並び、子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきました。

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

淡島神社は見晴らしの良い高台にあり、芦名の海を一望できます。

淡島神社 流し雛

こちらは拝殿にある立派な雛壇。

淡島神社 流し雛

舟に乗った雛を海岸へ移すため、大切に舟を抱えながら、神社からつながる長い階段をゆっくりと下りていきます。

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛淡島神社 流し雛

海岸へ到着すると宮司が祝詞をあげ、いよいよ流し雛がはじまります。
雛とともに本殿でお祓いを受けた人形も舟に乗せられて、芦名の海へ流していきます。

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛淡島神社 流し雛淡島神社 流し雛

三浦半島に春を告げる風物詩の流し雛。
この流し雛を見ると春の訪れを感じますね。

淡島神社 流し雛

淡島神社 流し雛

今年ご覧になれなかった方は、ぜひ、来年の雛祭りは、淡島神社例大祭へ訪れてみてはいかがでしょうか。
海辺の町らしい素敵な雛祭りを体験できます。

 

3月3日の淡島神社祭礼日は、参拝のお客さま向けにマリーナ駐車場を有料開放しています。
1日1台→\1,000円
※駐車場入口のスタッフまたは向かいの事務所までお声かけください。

淡島神社 竜宮様の例大祭

こんにちは
広報室の北川です😄

 

淡島神社 例大祭淡島神社 例大祭

 

昨日、淡島神社の境内社である竜宮様の例大祭が行われました。
芦名の漁業関係の方々と一緒に、マリーナスタッフも参加しました🚤

 

淡島神社 例大祭淡島神社 例大祭

 

竜宮様は古くから海の神様として漁業者から信仰されてきた神様です。

今年一年の海上安全と大漁満足を祈願します。

 

太鼓の音に合わせ、天狗の面をかぶった神職が神楽を奉納し、祈りをささげます👺

淡島神社 例大祭淡島神社 例大祭

 

淡島神社 例大祭淡島神社 例大祭

 

淡島神社 例大祭淡島神社 例大祭

 

皆様に船の魅力・海の魅力をお楽しみいただくために、本年もマリーナは安全最優先に努めてまいります😊

 

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【淡島神社】

和歌山県海草郡加太(現在の和歌山市加太)の淡島神社を、この地に勧請したといわれたころから、縁結び・航海安全の神社として、三浦半島一帯では信仰していたそうです。

 

淡島神社 例大祭

 

毎年桃の節句の3月3日に、「あわせてください淡島様よ、お礼参りは二人づれ。」と、底抜け柄杓(びしゃく)の柄に麻を結んで奉納する祭礼が行われています。

柄杓を奉納する習慣は全国各地の安産祈願で目にします。

底抜け柄杓に麻を結んで、奉納するしきたりは、病の救済信仰によるものです。

それが、安産、縁結び信仰に結びついたものといわれています。

 

また、祭礼では、神社前の芦名海岸から神職・巫女(みこ)が船に乗り込み、流し雛(びな)が行われています🌸

人形に1年間の災いやけがれを託して流す神事です。

 

淡島神社 例大祭淡島神社 例大祭

 

近くにお越しの際は、ぜひ、立ち寄ってみてください😉

 

⇒昨年の淡島神社の祭礼-流し雛ブログはこちらから