2025年5月に神奈川県・江の島ヨットハーバーで開催された「Lypo-C 江の島オリンピックウィーク2025」において、湘南サニーサイドマリーナヨットクラブ所属の井嶋選手と熊倉選手のペアが、スナイプ級で見事優勝を果たしました。

「江の島オリンピックウィーク」は、1964年と2021年にセーリング競技が行われた江の島を舞台に、国内外のセーラーが集う大規模なヨットレースイベントです。2025年大会では、470級、49erFX級、ILCA6級、ILCA7級、29er級、OP級、420級、そしてスナイプ級の8種目が実施されました。特にスナイプ級は92艇がエントリーし、最も参加艇数の多いクラスとなりました。

今大会で井嶋選手と熊倉選手は、全3レース中2レースで1位を獲得し、1-10-1という成績で総合優勝を飾りました。特に第1レースと第3レースでのトップフィニッシュは、彼らの高い操船技術と戦術眼を示しています。第2レースでは10位となりましたが、他のレースでの圧倒的な成績が総合優勝に繋がりました。

【井嶋選手のコメント】
「この大会で優勝することができ、本当に嬉しいです。長い間、努力を重ねてきたので、ついに目標を達成できたと実感しています。応援してくれたすべての方々、そしてチームメイトの皆さんに感謝しています。この経験を活かして今後も成長を続けていき、日本一を目指していこうと思います。」

「江の島オリンピックウィーク」は、ジュニアからオリンピアンまでが一堂に会するヨットレースの祭典であり、日本のセーリング競技の発展と普及に大きく寄与しています。今大会でも、若手選手の活躍やベテラン選手の技術が光り、多くの観客を魅了しました。
井嶋&熊倉ペアの今後の活躍にも注目が集まっており、次の大会での連覇や国際大会での活躍が期待されています。また、スナイプ級をはじめとする各クラスの競技レベルの向上と、セーリング競技のさらなる普及が望まれます。